MENU
梨(なし)
ワーママ
東京都在住のワーキングマザー。夫と子供3人(高1男子、小5女子、小1女子)と5人暮らし。都立中学受験、都立校受験を経験。17年に及ぶ子育て経験の中で得た面白かったエピソードや、失敗談、我が家の教育費や老後の貯蓄方法なども発信していきたいと思います。

STEM教育ってなに?実験で賢い子に育てよう

目次

STEM教育って何?

こんにちは。

みなさんSTEM教育ってご存じですか?

STEMとは、

「S」・・Science(サイエンス)
「T」・・Technology(テクノロジー)
「E」・・Engineering(エンジニアリング)
「M」・・Maths(マス)

の頭文字をとったもの

21世紀型の教育であり、アメリカではオバマ元大統領がイノベーションの基礎となる科学技術教育として推進し広まってきました。

「こどもの科学」から出ているSTEM体験ブックにお家でできる科学の実験が色々載っていて、子供たちとやってみたら楽しかったので記事にしました。

お家でできる実験をご紹介します!自由研究にもお勧めです。

実験①細胞の活動を見てみよう

にんじんを使って、細胞の活動を見る実験をしました。

【必要なもの】

  • にんじん1本
  • 水を入れたコップ2こ
  • 塩・・小さじ3
  • はかり

  【実験の手順】

①かたほうのコップだけに塩を入れ、かき混ぜてとかす。(水は200mlくらいにしました。塩はちゃんと小さじ3入れないと、実験が上手くいきません)

②にんじんを半分に切る。それぞれの重さをはかり、メモをする。(我が家は両方12グラムにしました)

③それぞれのコップににんじんを入れ、24時間おく。

④にんじんの様子はどうかわったかな?なにが起きたか考えてみよう

⑤コップからにんじんをとりだし、それぞれの重さをはかる。重くなったりしているかな?

(実験の結果)

塩を溶かした水に入れたにんじんは12グラム⇒11グラム

ただの水に入れたにんじんは12グラム⇒16グラム

になっていました。

塩を溶かしたにんじんはすこし縮んでいました
ただの水にいれたにんじんは膨らんでいました。

(実験の解説)

水は、必ず、濃度の低い場所から高い場所へと移動します。これを浸透といいます。

塩水が入っているコップににんじんを入れると、細胞の中の水が細胞膜をとおって外に出ていき、細胞がしぼみます。反対に、水道水のコップににんじんをいれると、細胞のなかに水が入るから、細胞が膨らみます。

実験②卵がまるはだかに?

こちらの実験も面白かったです。

酢の中に卵を入れた時の化学反応を見る実験です。

【必要なもの】

  • 500ミリリットルのプラスチックまたはガラスの容器(ふたつきで透明なもの)
  • 酢・・1リットル(500mlくらいでもできました。)
  • 生卵・・1個

【実験の手順】

①酢の半量をプラスチック容器に注ぎ、生卵をそっと入れる

②ふたをして24時間おいておく

③卵をわらないように注意しながら酢を捨て、残りの酢を注ぐ

④そのまま数日間おき、卵が変化していく様子を観察しよう

(実験の解説)

酢に含まれる酢酸(さくさん)と卵の殻の炭酸カルシウムが化学反応を起こします。それにより卵の殻が解け、酢酸(さくさん)カルシウム、水、二酸化炭素が出来ます。殻の表面に二酸化炭素の泡が見えましたか?

酢に入れる前(左)と酢に入れた後(右)

二日ほど酢に入れて置いたらシュワシュワ殻が解けていって、右のようにたまごの膜だけになりました。触り心地はぷよぷよです。

実験③PH(ピーエイチ)をはかる液体をつくろう

子供たちのテンションが一番上がった実験はこちら。

物質の酸性やアルカリ性の度合いを数字であらわしたものをPH(ピーエイチ)といいます。
PHは0~14まであって、真ん中のPH7が中性(水など)です。
PHが7より小さいものは酸性、7より大きいものはアルカリ性です。
特別な薬品がなくても、このPHをはかれる液体が作れちゃいます。

【必要なもの】

  • 紫キャベツ4分の1
  • ボウル
  • やかんまたは電気ケトル
  • 包丁
  • ザル
  • 紫キャベツの液をあける容器
  • 透明なコップ3個以上
  • 水に溶かした重曹
  • 食品など

【実験の手順】

①やかんいっぱいの水をわかす。

②紫キャベツを千切りにする

③紫キャベツをボウルに入れて熱湯をそそぐ

④お湯がさめるまでまつ

⑤ザルでこしながら別の容器に移す

⑥これでPH検査液の完成

⑦それぞれのコップの半分くらいまで、重曹、酢、水を入れる

⑧⑤の液体を3つのコップにそそぐ。色はどうなったかな?

紫キャベツにお湯を入れてしばらく置くとすごくきれいな紫色の液体が作れます。
左から酢、水、重曹に紫キャベツでとった液を加えたところ。とてもきれいな色!

【実験の解説】

紫キャベツにはアントシアニンという化合物が含まれていて、これは酸性やアルカリ性の物質に触れると色が変わるよ。中性のもの(水など)と混ぜても色は変わらないけど、アルカリ性のもの(重曹)に触れると緑~黄色になり、酸性のもの(酢)に触れるとピンク色~赤色になるよ

我が家では色んな食材で実験してみましたよ~。すごく色鮮やかでとても楽しい実験でした♪

理科や化学が嫌いでも実験なら子供は大好きですよね。

実験を通して理科が好きになってくれるといいなぁ~と思っています。

塾でも「不思議教室」というものがあり、実験をしてくれるんですが、すぐに3,000円くらいとられるんですよね💦

お金をかけなくてもお家で楽しい実験が沢山出来るので、是非お子さんとやってみて下さい。

この本に他にも楽しい実験が沢山載っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

いいね!役にたつ!と思ってくれたらここをクリック。 押してくれたら管理人が喜びます。 にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村

~当ブログで使用中のテーマです~

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次
閉じる