子供が難しめの都立高校を目指しているんだけど、enaはどうかしら?ena最高水準に通ったことのある人の感想や口コミを知りたいわ。
長男が中2と中3の時にenaの最高水準に通っていたので、学費や感想などを書いていきます。
ena最高水準とは?
学習塾enaの中でも、最難関校合格のための専門コースです。名前のとおり最高水準の学校を目指すための塾です。
最近小学部が出来て、現在小学部と中学部があります。
どちらとも選抜テストありです。
①小学部(小1~小6)・・私立中御三家(開成・麻布・武蔵・桜蔭・女子学院・雙葉)の他、早稲田中、早稲田実業中、慶應中等部、駒場東邦中など、難関私立中合格を目指す専門コースです。
②中学部(中1~中3)・・・開成高、筑駒高、早慶高などの難関私国立高校、および日比谷高、西高、国立高、戸山高などの難関都立高校合格を目指す専門コースです。
長男が中学部に通っていたので、中学部について書いていきます。
どんな子が最高水準に向いている?
- enaの通常のクラスでは物足りなさを感じている子
- 日比谷・西・国立とその他の都立進学指導重点校を目指している子
- 筑駒および国立附属高校全般を目指している子
- 開成をはじめとした私立最難関進学校を目指している子
- 早慶などの大学附属最難関校を目指している子
最高水準に向いていない子
- 定期テスト対策を重視したい子
- 上にあげるような難関私公立中及び高校を目指していない子
後述するように、最高水準のクラスでは2年間で中学3年間分の範囲を終わらせてしまうので、かなり進むペースが速いです。あまり早いペースで進むのが好きでない子や部活などで忙しい子は通常のクラスのほうが良いかもしれません。
ena合格実績
中学部の合格実績を見ていきましょう。
こちらはena最高水準だけではなく、ena全体の合格実績ですが、最高水準の子がかなり合格実績に貢献しています。
今年の実績がスゴイですね。驚きました。
参考までにこちらが去年の合格実績です。
詳しくはこちらをご覧ください。
ena最高水準の校舎はどこにある?
中学部(新中1~中3)
代々木、門前仲町、国立、北千住、練馬、調布、八王子
2022年3月から新開講するそうです!
渋谷、三鷹、両国、大塚、経堂、旗の台、大泉学園、花小金井
ena最高水準授業料
スマホの方はタップすると大きくなります。
こちらがena最高水準の授業料です。
この授業料や模試教材費とは別に、夏期講習代や日曜特訓などの特別クラスの料金が加算されます。
ena最高水準は授業料は下の本科生(通常のクラスに通っている生徒)の授業料と比べてみればわかるように割安なんです。
ena最高水準にくる子は、enaにとっても合格実績を上げてくれる可能性が高いので、安くしているんでしょうね。
2021年度【本科授業料】
中1:3科 週2日 月額 6,000円 模試教材費(税抜) 前期:24,000円、後期24,000円
中2:3科 週3日 月額19,000円 模試教材費(税抜) 前期:30,000円、後期36,000円
5科 週4日 月額23,000円 模試教材費(税抜) 前期:40,000円、後期48,000円
中3:3科 週3日 月額22,000円 模試教材費(税抜) 前期:30,000円、後期36,000円
3科+演習 週4日 月額27,000円 模試教材費(税抜) 前期:40,000円、後期48,000円
5科 週4日 月額27,000円 模試教材費(税抜) 前期:40,000円、後期48,000円
5科+演習 週5日 月額31,000円 模試教材費(税抜) 前期:50,000円、後期60,000円
ena最高水準の特徴と通常クラスの授業の違い
①学校の定期テスト対策
enaの通常クラスが学校の定期テスト対策をしているのに対し、最高水準のクラスでは定期テスト対策を行いません。
学校ごとの教科書に準拠した「enaワーク」を販売しているので、各自で勉強することになります。
②進みが早い
最高水準のクラスでは、中3の4月から入試問題を扱えるようにするため、高校入試の全範囲を中2の春期講習までに終了します。
③選抜テスト
また通常クラスがテストなしで入塾できるのに対し、最高水準のクラスは選抜テストに合格しないと入ることが出来ません。
また、合格後も、ena学力判定テストや内申店等を加味して、適宜判断されます。
④特待生制度
enaの通常クラスには
内申9科点合計「42」以上の方・・月額税抜き本科授業料から10,000円割引
内申9科点合計「42」以上かつenaが指定する偏差値基準以上の方・・・20,000円割引
という特待生度がありますが、ena最高水準に来ている子たちはこれをクリアしている子が多いからか特待生制度はありません。その分授業料がお安くなっています。
特待生制度はありませんが、兄弟姉妹割引というのはあって、同時期に兄弟姉妹がenaに通っている場合、安いほうの授業料が半額になります。
通常クラスと最高水準のクラスの違いを表にまとめました。
定期テスト対策 | 特待生制度 | 選抜テスト | 兄弟姉妹割引 | |
---|---|---|---|---|
通常のクラス | あり | あり | なし | あり |
ena最高水準 | なし | なし | あり | あり |
子供に聞いたena最高水準のメリット
- 講師の質が高い。(指導力や合格実績においてenaを代表する教師ばかりです)
- 生徒のレベルが高い。(難関高校を本気で目指している生徒が集まっています。)
- ふざけたり、やる気のない生徒がいない。
- 気の合う友達が出来、居場所ができる。
一番のメリットは環境です。意識が高い生徒が集まっているので、自然と勉強に身が入ります。
地元の公立中学では勉強に関しては意識の高い生徒が少ないため、(意識が高いのはたいてい女子)話があわなかったりするんですね。しかしena最高水準では同じ志望校の仲間が沢山いるので、気の合う友達が出来ますし、勉強に関する悩みだったりも共有することが出来ます。
通常クラスにいたころは、おしゃべりして授業を邪魔する子がいたらしく、長男はそういう環境を変えたかったというのも最高水準に行った理由の一つだと言っていました。
子供に聞いたena最高水準のデメリット
デメリットというか、地理的な問題なのですが、
- 家から遠いので、夕食代や交通費がかかる。
- 家から遠いので、家と塾の往復に時間がかかる
通常のクラスであれば、自宅から徒歩圏内にあるものの、最高水準のクラスは都内に7か所しかないので、電車を使って通っていました。その結果、交通費や夕食代がかかるのに加え、帰宅時間も遅くなるので、結構ハードな中学生活でした。
子供に聞いたena最高水準に通った感想
うちの長男は第一志望の高校に入学できたのですが、ena最高水準に通っていなかったら、第一志望の高校に合格はできなかったと断言しているくらいenaの最高水準は、授業の質、クラスメイト、講師陣3拍子そろって素晴らしかったそうです。
先生には勉強で分からないことは勿論、人生相談のようなことにもお付き合いしてもらったそうで、親としてもとても有難かったと思っています。
ちなみにエナの先生がおすすめしてくれた本はこちら。長男は全部読んでいました。
お子さんによって合う塾、合わない塾があるので、一概には言えないかもしれませんが、うちの息子にはとても合っていたと思います。
親目線ena最高水準に通った感想
本科生にくらべて、授業料も高くなく、授業の質も高いena最高水準に通わせて大正解だったと思っています。
なによりも長男に合っていたというのが本当に良かったです。
思えば、定期テスト対策をあまりしてもらえないので、定期テストメインで対策している生徒に比べて、定期テストでは負けてしまうこともありましたが、最終的にはena最高水準のペースは受験にはとても良かったと思います。
現在長男の通う高校にはena最高水準で同じクラスだった子が沢山いると言っています。
もし、お子さんが都立難関校を目指していて、ena最高水準を検討されているのならば、とてもおすすめです。
ena最高水準よさそうね。入塾を検討してみようかな?
enaのホームページです。
内申点の上げ方、都立高校に推薦で受かるためにやった事などこちらの記事にまとめました。
高校無償化についてや高校入学時にかかった費用および3年間の学費の概算についてはこちらにまとめました。
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