0歳の子供にはどんな本を読み聞かせすればいいかしら。
0歳のお子さんにぴったりな絵本をご紹介します。
最近は自治体が0歳児に絵本を無料配布してくれる「ブックスタート」という活動も広まっています。
「0歳から絵本を読み聞かせることはとても大切」との認識が広まってきているのですね。
0歳児に絵本を読み聞かせするときのポイント
生まれたばかりのあかちゃんはまだ目はよく見えていませんが、耳はよく聞こえているので、ママの声でやさしく、リズムよく読んであげましょう。
2~3か月くらいから笑顔も出始めるので、意味は理解していなくても絵本を見て笑ったりすることもあります。
0歳児への読み聞かせのメリット
- お父さん、お母さんの声を聞いて赤ちゃんが安心する
- 言葉を覚える
- いろんな絵を見て脳が刺激される
- 本が好きになるきっかけになる
それでは実際に0歳におススメの本はどんな本か見ていきましょう。
プレゼントにも喜ばれます。
いないいないばあ【松谷 みよ子】
(あらすじ)
いないいない、ばあ。にゃあにゃがほらほらいないいない、ばあ。いないいないばあ、くまちゃんが、ほらね、いないいない…。優しい言葉と絵で赤ちゃんに語りかける絵本。
1967年に『いないいないばあ』が刊行されてから、半世紀あまり。2020年には日本の絵本で初めて700万部を突破のロングセラーシリーズです。
この本はうちの子供たちのファーストブック。
この本が出版された1967年当時は赤ちゃんのための本がありませんでした。
作者が赤ちゃんのための本を作りたいと試行錯誤して作られた本だそうです。
日本語も絵もとてもかわいくて、温かい気持ちになります。
お友達の出産祝いにも何度かあげました。
同じ作者の「いいおかお」という本も同じく良くて、大好きな絵本です。
きんぎょがにげた 【五味太郎】
(あらすじ)
金魚鉢に金魚が1匹。あれ、金魚がにげた。どこににげた?どうやら、お部屋のカーテンの模様に隠れているみたい!? 見つけたと思ったら、また逃げ出したよ。今度はどこ?ページをめくるごとに金魚がどこかに隠れています。
大好きな探し遊びであるのはもちろんのこと、カラフルなお部屋と愛らしい形をした金魚が、小さな赤ちゃん、そして子供たちに大人気。
絵本作家五味太郎さんの代表作でもあります。
私はこの本をファーストブックで自治体からもらいました。
子供が0歳の時この本をよんであげて「金魚はどこ?」と問いかけると金魚を指さすではありませんか!
0歳の子はまだよく喋れませんが、大人の言葉を理解しているということと、ちゃんと金魚を探し当てたのにびっくりして、「うちの子天才かも?」と思った記憶があります。(笑)
「だるまさん」シリーズ【かがくいひろし】
(あらすじ)
だ・る・ま・さ・ん・が・・とリズムよく左右に揺れた後に、あらあらずっこけちゃった!
ページをめくるごとにだるまさんの動きや表情がおもしろくて、親子で一緒にこけてみたり、にこっと笑ってみたり。
あかちゃんの大うけ間違いなしの絵本。
保育園においてあり、借りてきて読んでみると子供に「もう一度、もう一度」とお願いされ、何度も読んだ記憶があります。
だるまさんの動きや表情がユーモラスでオチは分かっていても、何度でも笑ってしまいます。
2008年に出版された比較的新しい絵本なので、長男の時は知りませんでした。
はらぺこあおむし【エリック・カール】
(あらすじ)
日曜日の朝、ぽん! とたまごから、ちいさなあおむしが生まれました。あおむしはおなかがぺこぺこです。
月曜日には、りんごをひとつ。火曜日には、なしをふたつ。水曜日には、すももをみっつ食べました。あおむしは毎日たくさんたくさん食べ、気づけば、おおきくふとっちょになっていました。
さなぎになり、何日もねむったあおむしは最後には美しい蝶に。
エリックカールの代表作。
私が小さいころからある不朽の名作。
昔は薄い紙の絵本だったので、何度も読んでいるうちに破けてしまったり・・ということもあったと思いますが、今はボードブックと言って厚紙でできているのもあるので破れなくていいですね。
エリックカールの絵が好きで、子供用の食器ははらぺこあおむしにしていました。
もこもこもこ【谷川俊太郎】
(あらすじ)
「しーん、もこもこ、にょきにょき」とふくれあがったものは、みるまに大きくなってパチンとはじけた。詩人と異色の画家がおりなす不思議でおかしな世界の絵本。
絵本の定期便で届いたこちら。
大人がみても良さがよく分かりませんが、子供には大人気。
色彩がとてもきれいな不思議な絵本。
谷川俊太郎さんの読み聞かせを見てみてください。こう読むんだな‥と勉強になります。
谷川俊太郎さん よみきかせ&インタビュー 『もこ もこもこ』 – Bing video
おわりに
赤ちゃんが0歳のころって本当にお世話するだけで大変で、図書館に行ったり、書店でゆっくり本を選ぶ時間もないですよね。
今日はうちの子、そして私が大好きだった本をご紹介しました。参考になれば嬉しいです。
ちなみにうちの子たちに聞いてみました。
どの本が一番好きだった?
一番印象に残っているのは「もこもこもこ」
金魚がにげた
だるまさん
・・・と三人三様ですが、特に長男は遠い昔の事なのに、ちゃんと覚えていてくれました。
下の子達は小学生なのですが、上の子に比べてあまり読み聞かせが出来なかったので、今また絵本を読んでいますが、大きくなってから読む絵本というのも、小さい頃に読むのとはまた違う良さがあって、絵本っていいもんだな・・と改めて思います。
ママはやることが沢山あって忙しいですが、是非お子さんと絵本の世界を楽しんでいただきたいと思います。
我が家がやっている「絵本100冊チャレンジは」こちらに書いています。
絵本を読むことは読解力につながるのか?書いています。
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